訪問介護 のサ-ビスを受けたいけれどサ-ビスの内容は、どのようなものでシステムはどうなっているのかなどが気になります。またサ-ビスを受けた場合に金額的にどの程度必要になるのかなども不安です。
このようなサ-ビスを利用する場合には、 単位数 が関係していますのでその点についてご説明します。
訪問介護を受ける場合の単位数とはどのようなものか!
訪問介護とは
訪問介護というのは、介護を受ける方の自宅をホームヘルパーなどが訪問して、生活援助である食事や排泄、入浴等をするための調理や身体介護、洗濯などを行うことです。また生活援助などのサービス内容は、ご家族の状況などによって利用できる範囲が違ってきます。
訪問介護のサービス内容とは
身体介護の面では、介護を受ける方に直接身体などに接触して行う介護のサービスです。その介助を行うための準備や後始末なども含んだ内容となります。
介護を受ける方のさまざまな生活に対する意欲の向上や日常生活での動作能力を高めるためにその方自身と共に行う自立支援のためのサービス内容です。
さらに利用者の社会生活上や日常生活上のためのサービスを介護者の専門的知識や技術を活かして行なうサービスです。
生活援助の面では、上述した身体介護以外の内容の訪問介護です。例えば調理や掃除、洗濯、関係機関との連絡などの日常生活上の援助サービスとなります。
利用する方が、単身であったり家族が障害や疾病などがあり家族や本人が家事などを行うことが難しい場合に行われるものとなります。
ただ、介護保険としては利用者以外の家族の洗濯や食事つくり、掃除などは行なえませんし、家電の修理などについてはサービスの対象ではありません。
利用の手順とは
まずサービスを受けたい施設等に電話やメ-ルで相談します。そして、その施設の方が相談者の自宅を訪問して本人や家族の要望等を聞きプランを立てます。ケアプランなどの作成には、料金はかかりません。
次に訪問介護契約といって訪問介護の内容などを確認して契約をします。契約後、サービスが開始されます。
訪問介護基本利用料単位数とは
地域や施設などによっても時間の設定の仕方や単位数が少し違ってきます。
ある施設の例では、身体介護で午前8時から午後5時59分までの利用額は、介護保険の単位数で30分未満は254単位、30分から60分未満では402単位で、60分から90分未満では584単位となっています。90分以上では30分を増すごとに87円加算されます。
生活援助の場合には、20分から45分未満では190単位で45分以上では235単位となっています。
訪問介護の加算料金などの単位数とは
時間帯によっては、加算料金が発生します。
早朝の午前6時から午後8時では、基本料金の25%増しとなります。また夜間では、午後6時から午後10時は基本料金の25%増しで深夜の午後10時から午前6時では基本料金の50%増しとなります。
初回加算といって訪問介護を新規に利用してサービス提供責任者が初回訪問時に利用者の自宅を訪問して、自らサービスをおこなった場合は1月につき点数は+200となり209円程度です。
緊急時訪問介護加算は、利用者や家族などによって要請されてサービスの提供責任者が、ケアマネージャーなどと連携を図って本来の居宅サービス計画にない内容の訪問介護をおこなった場合です。身体介護を提供した場合には、1回につき+100で105円程度です。
生活機能向上連携加算などは、+100となります。また利用者の同意を得た上でやむを得ずに2人で訪問した場合などは、2人分の料金となります。
また逆に同一の建物内で対処したサ-ビスについては、1回につき単位数の10%減を減算するという場合もあります。
訪問介護を受ける多くの方が、身体面や生活面で介護が必要になったとしてもできる限り住み慣れた場所や自分の家でできればずっと暮らしたいと望まれています。そのような場合に訪問介護は、介護のスタイルとしても要望の多いものとなることでしょう。
まとめ
訪問介護を受ける場合の単位数とはどのようなものか!
訪問介護とは
訪問介護のサービス内容とは
利用の手順とは
訪問介護基本利用料単位数とは
訪問介護の加算料金などの単位数とは