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高齢者の交通事故での死亡に関する問題とはどのようなものか!

toru

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koutsuuziko shibou

交通事故の死亡件数はここ数年では、減少傾向にあると言われています。しかし高齢者の場合には、2013年に12年ぶりに増加しました。また高齢者のドライバーによる事故というのは増えています。

では高齢者の 交通事故 での 死亡 に関する問題には、どのようなものがあるのかなどについてご説明します。


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交通事故での高齢者の死亡に関する問題とは


▽ 目次

  • 交通死亡事故について
  • 高齢者の交通死亡事故について
  • 高齢ドライバーが加害側へ
  • 死亡事故の慰謝料とは
  • 死亡事故の慰謝料に関連して
  • あわせて読みたい記事

交通死亡事故について

交通事故での死亡件数の推移をみてみますと一般に自動車が普及しはじめた1970年の高度経済成長期が1万6765件でピークでした。そして、その翌年の1971年からは減少し1万件を切るまでになっていました。

しかしバブル期といわれる後半の1988年から再び増え始め、バブル崩壊後の1995年までの8年間では、1万件を超えています。

その後の推移では、1996年になると死亡件数が9943件になり再度1万件を切りはじめ、2009年になると5000件をついに割り込みました。2013年ではピーク時の4分の1の4373件にまで減少してきています。


高齢者の交通死亡事故について

2013年の高齢者での交通死亡事故では、年齢層別にみますと65歳以上の高齢者の死亡事故の発生件数が2012年から39件増えています。

そしてどの年代と比較しても突出して多く2303件です。増加をしたのは、12年ぶり2001年以来となります。そして、この件数というのは全体の52.7%になります。

交通事故による軽傷者をみますと60歳以上の高齢者では、全体の13.1%で他の年代と比較すると最も少ないという結果です。このことからも高齢者が交通事故に遭った場合には、いかに深刻な被害になるかがわかります。


高齢ドライバーが加害側へ

高齢者は、交通事故の被害側になっているというだけでなく、高齢者が運転することで交通事故を起こした発生件数というのも増えています。

原付以上の運転による2013年の交通事故の件数を見ると、65歳以上は第3位で、年齢別では1位が40代の10万7791件で最も多いのですが、2位が30代の10万7148件。そして、65歳以上の10万4243件となっています。

交通事故でも高齢者の運転によるものが、2010年頃から増え始めています。

それに関連して自動車保険会社などは、60歳以上の保険料の値上げ幅を2011年4月から最も大きく設定しました。


死亡事故の慰謝料とは

死亡事故に高齢者がまきこまれたような場合には、死亡慰謝料というのはどのように決まるのでしょうか。一般的に高齢者の死亡事故ということでは、慰謝料相場というものが一応あります。

しかし、その被害者の家族の状況や家庭内での役割に応じて、慰謝料額も増減します。亡くなった高齢者が家庭へ貢献している度合いが高い場合には、慰謝料は高くなります。交通事故での具体的な慰謝料の相場としては、2.000万円から2,200万円となります。

それと同居の有無がまず関係していて、同居していることでそれだけ被害者との日常生活での事実上の影響や心理的な面の影響も考慮されます。

例えば、親に代わって高齢者の被害者が孫の面倒を実質的にみていたような場合には、事実上の扶養者を孫は事故によって失うことになります。そのような時には、慰謝料も認められ易くなります。


死亡事故の慰謝料に関連して

死亡事故に高齢者があった時に一部の見方として、老人や高齢者は若者や子供と比べて、人生を享受している度合いが既に大きいと考える方がいます。

そして、慰謝料の水準を低くしてはどうかとの意見を持つような方も出ています。ただし裁判実務においては、高齢者であるからといって低い水準の慰謝料にするという例はあまりありません。

交通事故で不本意に生命を奪われるということは、たとえすでに長期間人生を送ってきたとはいえ耐えがたい苦痛だからです。

もし、死亡事故に関して保険会社と実際に交渉したり、裁判を起こしたりするような場合には、弁護士などとよく相談して対応してください。

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まとめ

高齢者の交通事故での死亡に関する問題とはどのようなものか!
交通死亡事故について
高齢者の交通死亡事故について
高齢ドライバーが加害側へ
死亡事故の慰謝料とは
死亡事故の慰謝料に関連して

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