年金手帳を実際見たことがある人は、どれぐらいらっしゃるでしょうか?特に、会社勤務、役所勤務の方で、学卒で企業や役所勤めしている方は、見たことがないものと言えます。
この 年金 手帳 が手元で管理して紛失しまった時、 即日 再発行 できるのでご紹介します。
年金手帳を紛失した時、再発行は即日可能です。
年金手帳の目的は?
公的年金加入者に対して交付されるもので、基礎年金番号や、年金に関する情報が記載されています。かつては、20歳を超えて年金の手続きが必要でしたが、1997年から住民基本台帳で20歳を超えた方に自動で交付されるようになりました。
年金手帳は通常どこで保管しているの?
国民年金には種別が、第1号から第4号まであります。国民年金第1号は、個人事業、個人事業を営んでいる扶養者、無職、学生が該当します。国民年金第2号は、厚生年金加入者で企業や役所で勤務する方が該当します。
国民年金第3号は、国民年金第2号の扶養者が該当します。扶養者には年収103万円の条件がありますが、この範囲内であることが必須条件になります。国民年金第4号は、60歳以上で年金期間を延長して納めたい方が任意で加入する種別になります。
これらの手続きで、国民年金第1号は、市役所で個人別に手続きを行います。国民年金第2号、第3号は、企業や役所を経由して処理を行う仕組みになっています。
国民年金第1号は、基本的に個人管理をベースにしているので、個人所有ということでの管理になります。その時の担当窓口は、市区町村の年金担当部署になります。
国民年金第2号、第3号は、企業や役所で勤務している方で、会社や役所で年金手帳を管理していることが多いため、退職するまで企業で管理することになります。国民年金第2号、第3号に関して、個人が年金に関する手続きを行うケースは、皆無と言えます。
国民年金第4号は、任意加入と言う扱いで、個人別に年金手帳を管理して、手続きは管轄する年金事務所になります。
公務員で共済組合や日本私立学校振興・共済事業団が運営する共済に加入していた方は、年金手帳と言うものではなく「基礎年金番号通知書」になりますが、同等の扱いになります。
年金手帳の色ってさまざまあるの?
年金手帳は、現時点で3色あります。これは発行された時期に伴って、手帳の表紙色が分かれています。
昭和49年以前に発行されたものはベージュ、昭和49年から平成8年に発行されたものは赤、平成8年以降は青になります。
表紙の発行元が厚生省、社会保険庁、日本年金機構ということで変更になったことが背景にあるようで、色によっても国民年金に加入した時期が把握できるものになっています。
また昭和49年以前では、茶色、水色といった色も使われていたようです。
年金手帳を紛失した時、手続き方法は?
国民年金第1号の場合、個人で「年金手帳再交付申請書」に必要事項を記載して、市役所あるいは市役所の出先機関に提出するか、管轄する年金事務所を訪問する必要があります。
国民年金第2号、第3号の場合、個人で年金手帳を所有していて、紛失した場合、企業や役所の担当者経由で管轄する年金事務所に手続きを行う必要があります。個人で再発行手続きを行っても手続きには応じてもらえないようです。
国民年金第4号の場合、管轄する年金事務所で手続きを行ってください。
年金手帳の再発行は即日可能!
年金手帳の再発行は、即日可能です。ただし、管轄する年金事務所に出向いて手続きを行う必要があります。国民年金第1号でお住いの市役所、区役所で手続きを行った場合、申請書類は年金事務所に転送されてからの処理になるので、時間がかかります。
国民年金第2号・第3号で、会社経由での手続きや、郵送などの手続きでは、数週間から1ヶ月の時間が掛かります。そのため、急ぎであれば、管轄する年金事務所で手続きを行ってください。
このとき、再発行料金は無料ですが、写真付きの身分証明書類(運転免許証、パスポート、マイナンバーカードなど)が必要になります。
年金手帳は信書ではありませんが、配達記録郵便などでの送付となり、受け取りができるタイミングも考慮する必要もあります。
まとめ
年金手帳を紛失した時、再発行は即日可能です。
年金手帳の目的は?
年金手帳は通常どこで保管しているの?
年金手帳の色ってさまざまあるの?
年金手帳を紛失した時、手続き方法は?
年金手帳の再発行は即日可能!