「ゲートボールの必殺技!タッチとスパーク打撃について(前編)」では、ゲートボールのコートやルールについてご説明いたしました。後編では、ゲートボールの必殺技や勝敗の決定方法についてご説明いたします。
ぜひ、 ゲートボール の ルール を覚え楽しみましょう。
ゲートボールの基本ルール知ってる?(後編)
ゲートボールの必殺技!タッチとスパーク打撃について
ゲートボールにはタッチとスパーク打撃という2つのルールがあり、この2つがゲートボールの戦術性を深めています。
タッチとは自分の持ち玉で他の玉に当てることをいいます。他の玉というのは敵味方どちらでも構いません。タッチしたことで他の玉がゲートの通過やあがりとなった場合は有効とみなされます。また、タッチした勢いで他の玉をインサイドラインの外へはじき出しててもOKとなります。
スパーク打撃とはタッチしたあとに自分のボールと相手のボールがインサイドラインの中で静止していて、なおかつあがりが成立していなかった場合にスパーク打撃を行います。スパーク打撃は条件を満たした時点で必ず実施する必要があり、省略することはできません。
スパーク打撃の手順はまず、自分の持ち玉が静止しているところまで運び、どちらの方向めがけて動かすかを指さしで宣言します。
そうしたら自分の持ち玉をしっかりと足で踏み固定し、タッチした相手のボールを自分の持ち玉に密着するように置きます。この時に相手のボールをインサイドラインよりも外へ置くことはできません。
相手のボールを自分の持ち玉に密着させたらその状態で自分の持ち玉をスティックで叩き、相手のボールを動かします。
スパーク打撃を行って発生した出来事はタッチの時と同様有効となります。また、同時に複数のボールにタッチしてしまった場合はタッチしたすべてのボールでスパーク打撃を行う必要があります。
打権を獲得して試合を優位に進めよう
ゲートボールではある条件を満たすことで1回の打順で複数回打つことができ、試合運びを優位に進めることができます。この条件というのが、自分のボールを打ってゲートをくぐった時、スパーク打撃が成功した時にそれぞれ1打分の打権を得ることができます。
ただし、打ったボールやスパーク打撃で弾いたボールがインサイドラインを超えてしまった場合はせっかく稼いだ打権を全て失ってしまうので気をつけましょう。
ゲームセット!勝敗の決定方法
ゲートボールの勝敗の決め方は、白が先に全員あがった場合は白の勝ち、赤が先にあがって赤の最後にあがったプレイヤーの次の打順の白がアウトボールになっているか、あがっている時は赤の勝ちでそれ以外の場合は上がったプレイヤーの直後の白のプレイヤーに打権が発生します。
この打権を使って、プレイを行い白のプレイヤーが全員あがれば引き分けとなりますが、それ以外は引き分けとなります。
そして試合開始から30分経過でゲームセットとなり、両チームの得点の合計が多かった方が勝者となります。また、30分経過時点で白の選手が継続プレイ中の場合は打権が全てなくなった時点で試合終了となります。
逆に赤のプレイヤーが継続プレイ中の場合は直後の白チームの選手がアウトボールになっているかあがっている場合は試合終了となります。
それ以外の場合は継続プレイ中だった赤のプレイヤーの直後の白のプレイヤーに1打分の打鍵が発生し、そのプレイヤーの打権が全てなくなった時点で試合終了となります。
時間切れで試合が終了した場合は各チームメイトが獲得した点数の合計で勝敗が決まります。獲得出来る点数については第1~第3のポイントが各1点、あがりを達成した場合は+2点で合計5点、で計算されます。この点数の合計が勝敗を大きく左右します。
まとめ
ゲートボールの基本ルール知ってる?(後編)
ゲートボールの必殺技!タッチとスパーク打撃について
打権を獲得して試合を優位に進めよう
ゲームセット!勝敗の決定方法