基本的に65歳以上から受け取ることが可能になる年金はいくら貰うことができて、もらい始める時期で毎年貰える 年金 の 金額 がどう変わっていき、私たちは毎月いくら保険料を納めることで年金をもらうことが可能になるのか、年金について詳しくまとめました。
私たちは老後にどれくらい年金をもらえるのか?
▽ 目次
65歳から受け取れる年金のもらえる金額について
年金は基本的に65歳からもらえるようになります、平成28年4月からの年金額の満額は780,100円となっています。満額とは20歳から60歳までの40年間の全期間保険料を納めた方が65歳以降にもらえる金額のことを言います。
あなたがもらえる年金の具体的な金額について
年金をもらえる条件として保険料を25年以上納めていることが絶対条件となります。あなたが65歳になってからもらえる年金の大まかな計算方法は、「毎月収めている保険料×納めた年数=一年でもらえる年金の金額」となります。
年金はとても複雑でこちらの計算はあくまで簡単に自分が受け取れる年金の金額を調べるものとなりますので多少の誤差が出る可能性があります。
納めなければいけない年金の金額について
一カ月ごとに納めなければいけない保険料は16,260円(平成28年度)となりますが、一カ月ごとの支払いではなく、まとめて前払いすることにより割引が適用され納めなければならない保険料が安くなります。
2年間の保険料をまとめて前払いすると15,690円、1年間の保険料をまとめて前払いすると4,090円、6カ月だと1,110円、そして当月振り込みの早割が50円となります。年金の保険料は早い段階でまとめて支払うことにより納める金額が減っていくということになります。
年金は60歳や70歳からでももらえる?変動する年金の金額は?
年金は基本的に65歳から受け取れるものとなっているのですが、早い段階では60歳から受け取ることが可能になり、逆に70歳まで年金をもらわずにもらえる年金の金額を上げることができます。
もし65歳になる前に繰り上げで年金を受け取られる場合は年金の金額が一カ月早めるごとに0.5%減っていきます。60歳から受け取る場合は5年(60カ月)×0.5%になりますので、30%もらえる金額が減るということになります。
逆に年金を65歳からもらわないで、時間がたって年金をもらえるようにした場合は、一カ月ごとに0.7%もらえる金額が上がっていきます。70歳から年金をもらう場合は5年(60カ月)×1.7%となりますので、42%もらえる金額が増えるということになります。
年金は貰える時期が遅ければ遅くなるほど、年間で貰える金額が増えていくということになります。
年金を払う必要性について
この不景気な時代に毎月年金を納めることは自分にとってプラスなのか?という疑問を持たれている方も多いと思うのですが、納める方がとてもいいです。
それは、年金はあなたが亡くなるまでもらい続けることができるのに対し、自分がためた貯金には限りがあるからです。万が一あなたが年金を納めていない状態で貯金を使い切った場合、あなたはお金を得ることがとても難しくなってしまいます。
ですので年金を納めて安定的にお金をもらえるようにしながら、自分で少しづつ年金とは別に貯金をしていくという方法が一番ベストなのではないでしょうか?
年金の危険性について
少子高齢化が問題となっている今、私たちが大人になった時にもらえる年金の金額は確実に減っています、2039年には毎月にもらえる年金が5万円を切るという予想もあります、年金だけでは将来の生活がとても危険になりますので同時に貯金をする必要性がでてきます。
まとめ
私たちは老後にどれくらい年金をもらえるのか?
65歳から受け取れる老齢年金のもらえる金額について
あなたがもらえる老齢年金の具体的な金額について
納めなければいけない年金の金額について
年金は60歳や70歳からでももらえる?変動する年金の金額は?
年金を払う必要性について
年金の危険性について