「高齢者と呼ばれる65歳以上に大きな影響を与える介護保険料(前編)」では、介護保険と健康保険の違いに関して、また介護保険料はいつから支払いが発生するのかご説明いたしました。後編では、介護保険料の額や 65歳以上 からの 介護 保険料 の支払い方法についてご説明いたします。
高齢者と呼ばれる65歳以上に大きな影響を与える介護保険料(前編)
65歳以上 になると、高齢者と呼ばれるようになります。まだまだ元気だ!若い!と思っていても、年々体力の衰えを感じるようになります。介護なんて関係ないなんて思っているかもしれませんが、いつお世話になるかもしれない介護サービスです。
そのときに、 介護 保険料 をきちんと納めているかどうかが大きな問題となってきます。高齢者となる65歳以上からの生活に大きな影響を与える、介護保険料について考えてみましょう。
介護保険料の計算について
介護保険制度の運営に必要な財源は、介護保険財政(国・地方・保険料など。以下で説明)が9割を負担し、残り1割を利用者が支払うことにより成り立っています。
保険料は、40歳以上の国民が負担しますが、64歳までの保険料と65歳以上の保険料は計算方法が異なります。
今回は、介護保険財政全般の説明の後、それぞれの 介護 保険料 の 計算 方法について概説します。
介護保険制度と保険料
平成26年10月現在の65歳以上の高齢者は3,300万人、そのうち、何らかの介護保険サービスを受けた高齢者は、約470万人、財政規模で約9兆円となっています。
介護保険制度では、介護サービスを受ける場合は、まず要介護認定を受け、事業者からサービスを受けた後、サービスを提供した事業者に対して、介護保険財政(国・地方・保険料など。以下で説明)から9割を、残り1割を利用者が支払うという仕組みになっています。
今回は、 介護 保険の財源構成と 保険料 がどのようにして成り立っているのかを概説します。