引き止めたい人にせよ、いなくなってもらいたい人にせよ、継続雇用の制度はありますが、一旦は退職届を提出することとなっています。今では テンプレート に照らして書けますので、封筒や書き方に注意すれば誰でもきちんとした 退職届 を作ることができます。
退職届のテンプレート紹介と基本中の基本、及び豆知識
▽ 目次
テンプレート=雛形だが、手書きが基本
最も一般的なキーワード「退職届 テンプレート」で検索すれば、検索エンジンで文例は沢山出てきます。中でも、最も簡単とみられるのがGood-bye, Business!にある「退職届 縦書き」や「退職届 横書き」です。
退職日や所属部署を入力し、ボタンをクリックすれば、後は印刷するだけの内容が出来上がります。
ですが、余程若い企業でもない限り、退職届や退職願等は「手書き」となることでしょう。もしも、整理の都合上でパソコンでの作成を命じられていたのならば、テンプレートにならって作ることができます。もちろん、署名は手書きの必要があります。
また、「退職届 PDF」「退職届 Word」などでも、テンプレートが手に入ります。
印刷した退職届の場合、乾くまでに封筒の宛名を書くこともできる
退職届は黒のボールペン、もしくは万年筆で書きます。A4かB5の白い用紙を使いますが、無地でも罫線入りでも問題はありません。テンプレートを参考にして書いてください。
印刷か手書きかは、自分の判断ではなく、上司や人事の方に質問をして、きちんとしたその会社の形式に則ってください。もしも印刷したものの場合、時間を置かずに封筒などに入れてしまうと、字が滲んで失礼となる場合があります。
封筒のサイズも厳密に決まっているが、もちろん入れた状態で宛名は書かない
A4の便箋に書いた場合は長形3号、B5サイズに書いたのならば、長形4号に、どちらも「郵便番号を記す四角形」がない「白い」ものに封入します。
表には「退職届」の文字、後ろには部署名と名前を書いてください。もちろんのことですが、中に退職届を入れた状態でこれらを書いてしまえば、中の退職届に痕がついてしまいます。
退職届の折り方・入れ方にも決まりごとがあるが、封シールの場合
退職届の折り方ですが、内向き(文章を中にくるむように)、まず下の3分の1を折り、かぶせるようにして上3分の1を折ります。入れる際は右上(裏になっているでしょうが「このたび~」がある側)を、封筒の裏面(部署名、名前)側にして入れてください。
封は糊づけする必要はありませんが、もしも口がシールのようになっている場合は、貼っても問題ありません。この場合は「〆」を書き入れてください。
手渡しが基本だが、郵送しなければならない場合は
会社まで持っていけない場合などは、郵送することになります。1.添え状と、2.退職届と添え状が入る白い封筒、を準備しなくてはなりません。添え状は各ページのテンプレートを参考にして書いていただき、やはり退職届と同じように三つ折にします。
封筒には「親展」と朱書きし、退職届の「上に」添え状を入れ、添え状側が封筒の宛名側にくるように入れます。
ほとんどの方は円満に定年退職をなさるかと存じますが、中にはそうではない方もいらっしゃるかもしれません。その場合、もしも郵送するならば書留にして、必ず受け取ったことがわかるようにしなければなりません。退職届とは、契約の破棄のようなものなのです。
まとめ
退職届のテンプレート紹介と基本中の基本、及び豆知識
テンプレート=雛形だが、手書きが基本
印刷した退職届の場合、乾くまでに封筒の宛名を書くこともできる
封筒のサイズも厳密に決まっているが、もちろん入れた状態で宛名は書かない
退職届の折り方・入れ方にも決まりごとがあるが、封シールの場合
手渡しが基本だが、郵送しなければならない場合は