いま日本では人口の21パーセント以上が65歳以上である超高齢社会です。そのなかで介護が必要な高齢者を援助していく方法として介護保険による種々のサービスがあります。
誰しも介護状態になるのは抵抗があります。 デイサービス は地域で生活する高齢者の介護予防にも力を入れています。
デイサービスを利用して介護予防介護予防をしてみませんか
▽ 目次
サービスは介護保険の利用が基本です
寿命がのび高齢者となってから過ごす時間がふえました。この長い高齢期をどのように過ごすかは、個人にとっても社会にとっても身近な問題として、極めて大きな課題となっています。
国の方針でも「住み慣れた市域で長く安心して過ごすために」地域におけるデイサービスの取り組みが注目されてきています。
介護保険のサービスには大きく分けて、通所系サービス、訪問系サービス、入所系サービス、があります。介護の必要な状態になってもこれらのサービスを使って生活ができるようなっているのです。
どんな方がデイサービスを利用できるのでしょう
日常生活になんらかの手助けが必要な状態を要介護状態といいますが、要介護状態の高齢者が住み慣れた自宅で生活を続けていけるように種々のサービスが用意されています。
介護保険のサービスは通所系-・訪問系・入所系とどのサービスも介護保険の認定を受けてからの利用になります。
通所系のサービスにはどのようなものがあるでしょう
通所系のサービスには通所リハビリ(デイケア)と通所介護(デイサービス)があります。
デイケアは送迎をしてもらい施設や病院に行き入浴や食事の介助をうけ、専門の理学療法士や作業療法士のもと機能訓練をします。
一方デイサービスは同じように送迎車で施設に行き主に日常生活の援助が中心に行われます。ともに住み慣れた地域でこれからも長く過ごしていただくためのサービスです
また要介護予備軍といえる要支援の認定を受けた高齢者も、生活機能を維持向上させ要介護状態となるのを予防する目的で通所系サービスを利用することができます。
現在はさまざまなサービス形態があり高齢者が自分の好みにあったものを選ぶことが都市部ではできるようになってきました。お住まいの地域でどのようなサービスが利用できるのかは地域包括支援センターで知ることができますのでご相談ください。
いろいろなデイサービスがあります
高齢者自身が自分のニーズに合わせてサービスを選ぶことができます。 デイサービスはこの中の通所系のサービスに当たります。利用する高齢者が地域の施設に通い入浴・食事などの日常生活の援助をうけ、体操やクリエーションなどにより機能訓練を行います。
高齢者の身体機能の維持向上や家族の介護負担軽減のために大変人気のあるサービスです。一人一人個別のサービス計画を立てて行われています。
通常の1日デイサービスのほかに、認知症対応型のデイサービスや入浴食事のつかない3時間の機能訓練特化型など利用者のニーズに合わせたサービスがあります。認知症対応型では少人数できめの細かい生活介護や専門の機能訓練が行えます。
週の決められた曜日にデイサービスに行くということは、行くために準備も必要になりますから、規則正しい生活をするきっかけになりますし、家族以外の方と接することで生活の刺激につながります。
機能訓練特化型は今大変人気のあるデイサービスです。マシントレーニングを中心としたものは、男性やおしゃべりが苦手という方が利用しやすいでしょう。トレーナーも専門でおりますし、少人数ですので普通にスポーツジムに通う感覚で利用することができます。
運動が苦手な方や機械に慣れていない方には、マッサージや指圧に特化したデイサービスもあります。短時間のデイサービスですので疲労も少なく、看護師や介護職員もおり安心して参加することができます。
要介護状態になる前に
要介護の高齢者ではなく要支援、介護予防でも利用することができます。このような気軽に参加できるデイサービスを利用することで、手軽に介護予防ができるようになってきました。費用も介護保険の利用料ですので、もちろんトレーニングジムに行くより安価です。
これからは高齢者も活躍することが求められる時代です。上手に介護保険のデイサービスを利用して自立した高齢者をめざしませんか。
まとめ
デイサービスを利用して介護予防をしてみませんか
デイサービスは介護保険の利用が基本です
どんな方がデイサービスを利用できるのでしょう
通所系のサービスにはどのようなものがあるでしょう
いろいろなデイサービスがあります
要介護状態になる前に