お年寄りが公園や広場で気軽に楽しんでいる印象の強いスポーツですが、実は高い戦略性とチームワークが要求される奥深いスポーツなのです。
正しい ルール を覚えてあなたも ゲートボール の奥深さを体験してみませんか?
ゲートボールのルール知ってる?(前編)
まずはコートを知ろう
ゲートボールのコートは縦15m横20mのインサイドラインとインサイドラインから1mほど外から取り囲むように設置されるアウトサイドラインで作られる長方形の形をしています。そして、この長方形の中に図1のようにスタートエリアと第1~第3ゲート、ゴールポールを設置します。
図 1:コートの寸法
試合の流れをとルール
ゲートボールでは奇数のボールを赤玉、偶数のボールを白玉といいます。これはチームの先行後攻と打順を表しています。赤が先行チームで白が後攻チームとなってります。
ボールに書いている番号がそのまま打順となるので、赤の1番打者→白の2番打者→赤の3番打者→白の4番打者→といった感じでお互いのチームが交代でプレイをします。
第1ゲート→第2ゲート→第3ゲートの順番で通過をしてゴールポールにボールを当てるとあがりになります。ゲートを通過する順番が違うとすべてのゲートを通過していてもあがることはゆるされません。
第1ゲートの通過の条件はボールが第1ゲートを図2の青い矢印の方向へくぐり、なおかつインサイドラインの内側で静止することで成立します。
第1ゲート通過以降はボールが静止している位置からプレイが可能ですが、第1ゲートを通過し損ねた場合は次の自分の打順で再度スタートラインから打ち直すことになります。
図 2ゲートを通す方向
第2ゲート通過については、まず第1ゲートの通過が必須条件です。そして、ボールが静止している位置から第2ゲートを図2の青い矢印の方向に通過させることで成立します。
また、ゲートさえ通過していればインサイドラインよりも外側に飛び出してしまっても通過となります。ちなみに、インサイドラインをオーバーしてしまった場合はアウトボールと呼びます。
第3ゲート通過については、第1ゲートと第2ゲートを通過していれば第2ゲート通過の条件と同じになります。
あがりについては、全てのゲートを通過していることが条件です。ゴールポールはどの位置からボールを当ててもあがりになります。ゴールポールへ当てられなかったことに対してのペナルティもありません。
ただ、あがってしまうとコートからボールが取り除かれてしまうため、その時点でプレイに参加することができません。
そのためあまりにも早く1人のプレイヤーがあがってしまうとそのプレイヤーの順番が飛ばされ相手チームが2回連続でプレイが出来ることになってしまい不利になってしまうので、なるべくチームメンバーがほぼ同時にあがりへたどり着けるようにプレイを進められるよう調整が必要になります。
まとめ
ゲートボールの基本ルール知ってる?(前編)
まずはコートを知ろう
試合の流れをとルール