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待機してまで入りたい「特養」という選択肢は本当に最善なのか

kuro

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全国での施設入所待機者が50万人を超えるともいわれる「 特養 」。人気の理由の大きな部分がその経済性であることは否定できません。一方、コスト面以外ではどう評価できるものなのでしょうか。施設選びは介護の中でも重要な要素です。

本人やその家族にとって最善の選択肢は特養なのでしょうか。


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待機してまで入りたい「特養」という選択肢は本当に最善なのか


▽ 目次

  • 施設に入所させることの是非
  • 特養新設を阻む壁
  • 特養か有料老人ホームか
  • それでも高まる特養へのニーズ
  • あわせて読みたい記事

施設に入所させることの是非

古くは養老院という呼び名から昭和30年代後半には老人ホームと改称された施設は、現在では公的運営による特別養護老人ホーム、民間の運営する有料老人ホームの主に2種類へと展開してきました。

その背景には核家族化、地域コミュニティの希薄化、長寿化と少子高齢化など、介護ニーズが増え続ける社会環境の変化がありました。そのため年寄りを老人ホームに預けることに対するどちらかといえば批判的な空気というものは、いまでは昔のようには感じられなくなりました。

それどころか、おもに医師たちを中心に家族などの介護者に対し、積極的に他人の手を借りることを推奨する風潮というものがでてきました。これは自宅で家族が介護するべきという理想のために、介護者自身の人生を過度に犠牲にしてはいけないという趣旨のアドバイスです。

もはや昔のように施設に入所させることを必要以上にネガティブに考えるべきではないという考え方は当たり前になっています。


特養新設を阻む壁

本人または家族が施設入所でまずはじめに検討するのが特養です。特養は自治体や社会福祉法人が運営する公的施設であり、最大のメリットはコストの安さです。特に経済的に余裕のない人にとってこのことは何より優先せざるを得ない条件です。

しかし入所希望者に対して施設数は絶対的に不足し、新設も全くはかどっていないのが現状です。そのため全国に入所待機高齢者を増やし続けています。ところで、古くからある特養は相部屋介護が多く、ある程度少人数で効率的に介護が行えますが、それでも人材は恒常的に不足しています。

ところが、施設新設の条件が、2001年から全室個室化となり、空間効率はもとより、もともと足りないマンパワー効率までも下げることになりました。個室化はプライバシーや手厚い介護をもたらし、入所が叶った限られた人にとっては間違いなく幸運なことです。

しかしより多くの切実なニーズを無視し、結果として施設供給を遅らせる元凶ともなっています。また特養は入所条件のハードルも低くありません。介護度と経済的困窮度が高く、より長い待機期間を経過している人が優先されるからです。


特養か有料老人ホームか

高齢者介護は日々波があり、病気や怪我のように完治するということはなくても、少なくとも進行を遅らせたり一定の回復を得られる可能性はあります。そのとき重要なのがその人を取り巻く環境です。

特養にはもちろん個室もありますが、多くはいわゆる相部屋で、先述のとおり要介護度の高い人々に囲まれがちな環境となっています。そのこともあり、生活における自由度は比較的高くない傾向にあります。

一方、有料老人ホームの場合には、経済的負担は大きくなるとはいえ、相対的に見て部屋やインテリアなどの空間環境が良く、何より生活の自由度が高いため、そのことによる心理的好影響は比べるまでもありません。

QOL(クオリティー オブ ライフ)を重視するなら迷わず有料老人ホーム、と言っても過言ではありません。


それでも高まる特養へのニーズ

日本では金融資産の多くは高齢者層が保有していると言われていますが、それは一部に集中しており、大半の高齢者はもはや現役の稼ぎ手ではなく、年金だけが収入源の経済的余裕のない層です。

この人々が特養をめざせば全国で50万人を超えるという待機高齢者はいや増し、施設の増設は不可避の緊急課題となります。しかしそこには財源難というより根本的な難問があります。その結果一向に増えない器に対して入りきらないニーズはますますあふれていっています。

施設供給能力の低さははまた、入所条件のさらなるハードルアップをもたらし、介護する家族を選択余地のない自宅介護に追い込んでいます。そこには特養という選択肢が最善なのかどうか以前に、そもそも特養など高嶺の花という厳しい現実があります。

ただし現在はわずかながら自治体の関与による特例入所というものがあります。もちろん適用条件があり、他の助けの得られない自立生活困難者と判定される必要があります。しかし受け入れには枠が設けられており、すべての対象者を救済しきれてはいません。

まもなく当事者たる年齢に近づきつつある世代にとっては、もはや供給サイドに期待するよりも、できる限りの自助的方法を模索したほうが現実的といえるかもしれません。

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まとめ

待機してまで入りたい「特養」という選択肢は本当に最善なのか
施設に入所させることの是非
特養新設を阻む壁
特養か有料老人ホームか
それでも高まる特養へのニーズ

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