介護 110番 には現代の人生や世相に関連して介護に関する、あらゆる方面の現実が詰まっています。介護を受ける人、介護をする人、医師、看護師、介護プロの人達の悩み事相談所です。
悩み事相談の内容は終わりのないドラマであり、留まることがありません。
介護110番は人生と世相の縮図です。悩み事相談所です
介護の悩みは種類も多く深刻です
不幸で悲惨な介護関係の事件が連日のようにテレビなどで報道され、介護で疲れた息子が親を殺して無理心中という事件は一見退廃的に見えますが、国の介護問題の深刻さと現状をよくあらわしています。
この悲惨な事件はごく特異で珍しいものではなく、殺人事件として件数が増加しています。
ここまで至らなくても、介護に関するトラブルは極めて多く、行政や民間団体、介護施設などがいろいろな窓口を開設して相談にのっています。
介護110番に寄せる介護の相談
在宅看護、介護の方法
肉親が初めて介護を必要になった時、その対応の仕方に対する相談。成年後見人、介護保険、認知症の運転免許証、入所サービスなどさまざまな問題があります。
認知症介護
物忘れ、愚痴、暴力、1人暮らし、日々の対応など件数が最も多い相談です。
失禁、排せつ介護
家族の負担が最も厳しい介護でその対応、方法についての相談です。人の尊厳に関わる問題の1つです。
施設介護、施設、病院探し
施設の選び方、病院の選び方、転院を勧められた、ショートステイ、ケアーサービス、病院通院などの関する相談です。
介護保険
介護保険について、介護認定、老健、訪問介護、デイサービスなどについての相談です。
病気と薬
介護を必要とする人は、様々な病気に罹っている場合が多い、この病気と投薬についての相談です。
入院、退院、転院、通院
病院を入ったり出たり、転院退院など過程においてさまざまな問題が発生しています。これら諸問題に関する相談です。
福祉用具、介護用品
素人では分からない介護用具は専門家の助言が必要です。
食事、水分、栄養補給
介護を必要とする人は意思表示が弱い。介護をする人が食事や栄養について知識を持っていなくてはならない。
介護リフォーム、住宅改修
介護を必要とする人のためにトイレや浴槽、手すり、段差などのリフォームを行う時の相談です。
介護110番に寄せる介護関係者からの相談
介護110番に寄せる介護の相談は、介護を受ける人とその家族からの相談だけではありません。
介護に携わっている多くの介護関係者、医師、看護師、介護士、ヘルパー、ケアーマネジャー、施設従業員、栄養士、など所謂介護プロの人達からの悩み相談も大変多いです。
勤務条件、勤務環境
給与、残業、日曜出勤、夜勤、手当、昇給、昇格、職場環境などについて施設従業員からの相談が極めて多いです。
施設内でのトラブル
パワハラに関する相談。入所者同士のトラブル、家族とのトラブルなどの相談です。
医療、介護
排せつ、パウチの洗浄、虐待、などさまざまです。
介護予防、リハビリ
地域支援、物理療法、など他
その他、介護の方法や自宅介護、食事のメニュー、点滴、投薬、についての相談も多いです。
介護の愚痴
愚痴をこぼすのも悩み解決の1つの方法です。これを積極的に聞くようにしています。
相談窓口
介護で困ったことができたら、まずは市区町村の福祉課又は介護課で聞いて下さい。担当窓口の名称は市区町村により異なりますから総合窓口で介護について相談に来た、と伝えれば案内してくれます。
- 地域包括支援センター:市区町村ごとにあります。介護全般についての窓口です。
- 社会福祉協議会・・市区町村ごとにあります。生活の中の困りごと相談ができます。
- 国民健康保険団体連合会・・各都道府県にあります。介護事業者とのトラブルに関する相談や苦情相談の窓口です。
他にも
- 高齢者総合福祉センター(又はシルバー110番)
- 法務省人権110番常設相談所(0570-003-110)
- 国民生活センター(全国消費者生活相談協会)
- 公益社団法人認知症の人と家族の会
- 日本認知症学会
- 日本老年精神学会
などがあります。
まとめ
介護110番は人生と世相の縮図です。悩み事相談所です
介護の悩みは種類も多く深刻です
介護110番に寄せる介護の相談
介護110番に寄せる介護関係者からの相談
相談窓口