数年前から、定期的に年金に関する情報が通知されて年金に関する状況を確認できる環境ができつつあります。そんな「ねんきん 定期便 」は、 いつ 送られて来て、 年金 情報のチェックすべきポイントについて、ご紹介します
年金に関する定期便は、いつ送られてくるの?
「ねんきん特別便」とは、何?
「ねんきん定期便」の前年に、「ねんきん特別便」が送付されました。2007年に消えた年金問題があり、世の中が不安な状況になりました。年金の記録が消えたり、誤ったりと、ずさんな年金情報管理が指摘されていたことがありました。
その不安を払拭することで、「ねんきん特別便」は、翌2008年に年金加入者と年金受給者宛(1億800通)が1度だけ送られました。記録に不備がある方は、記入して返信することで消えた年金問題の不安解消を図ったものになります。
「ねんきん定期便」は、いつ送られる?
「ねんきん定期便」は、2009年より、1年に1度、誕生月に年金記録の確認のために送付されています。
この送付は、国民年金、厚生年金の加入者に送られるもので、ご自身の年金加入状況を確認できます。50歳以上と50歳未満で、老齢年金の情報で、様式が異なっていますがハガキのため、馴染みが薄いかもしれません。
35歳、45歳、59歳の方には、封筒で詳細情報として情報が記載されています。封筒の中に年金加入記録回答票も同封されているので、誤りがあった場合、年金加入記録回答票に誤り事項を記入して返信する運用となっています。
大きめの封筒なので、受け取った記憶がある方もいらっしゃるかもしれません。
また、返信していない方や、誤りなしとして返信した方で誤りと言える部分が確認できた方は、オレンジ色の封筒が送られています。該当する方は、該当する年金事務所に出向いてご自身の年金記録をご確認してください。
「ねんきん定期便」のチェックすべきポイントは?
「ねんきん定期便」には、年金の加入期間、年金受給の見込額、納付額が記載されています。年金加入者の方で、若い方であっても年金に関して関心を持っておくことは大切なので、受け取った際は確認してください。
35歳、45歳、59歳の方には、通常のねんきん定期便に付加された情報も記載されています。人生の節目と言われる年代でもあるので、隅々まで目を通してみてください。
「ねんきん定期便」の情報を容易にチェックしたい!
「ねんきん定期便」の情報は、「ねんきんネット」で同等のサービスが受けられます。24時間、ご自宅や会社のパソコンやスマトフォンから利用できます。
利用に関しては、サービス内容を動画で説明しているので、ご利用前に参照して、対応できるサービス内容を把握しておいてください。パソコンでは、すべてのサービス利用ができますが、スマトフォンでは一部サービスの利用ができません。
「ねんきんネット」は、無料で利用できますが、サービス利用に関しては、最初にユーザID発行が必要です。基礎年金番号が必要なので、年金手帳やねんきん定期便をお手元に用意してください。
ユーザID発行は、ネットで依頼を行い5日程度で、郵送でご自宅にユーザID発行通知が送付されます。
年金に関する最新情報照会、年金見込額の試算ができて、すぐにネット上で結果が参照できるので、確認したい時に使えたら便利です。ご利用に関しては、ユーザID取得で時間が掛かるため、ご利用できる環境がある方であれば、早めにユーザID発行は行うことをおすすめします。
「ねんきん定期便」には、ねんきんネットにアクセスできるアクセスキーが記載されています。ただしアクセスできる期間は、ハガキが来て3か月という運用にもなっていますので、利用期間に注意してください。
まとめ
年金に関する定期便は、いつ送られてくるの?
「ねんきん特別便」とは、何?
「ねんきん定期便」は、いつ送られる?
「ねんきん定期便」のチェックすべきポイントは?
「ねんきん定期便」の情報を容易にチェックしたい!