「介護サービスを受ける上で重要な介護目標(前編)」では、介護計画書の作成や介護目標の設定についてご説明致しました。後編では、骨折後車いす生活となった利用者さんを例とし、この場合の 介護 目標 についてご説明致します。
介護サービスを受ける上で重要な介護目標(前編)
介護保険を利用する上で、 介護 目標 をたてることは非常に重要です。介護保険のサービスには色々な業種があり、介護保険を利用する利用者に対しそれぞれの業種で目標をたてますが、その目標は担当ケアマネジャーが利用者に提案し設定する目標が基本となっています。
介護保険制度における介護保険施設の概要
介護保険制度のサービスの種類には、居宅(在宅)サービスと施設サービス(介護保険施設)の2種類があります。
介護 保険施設 には、介護老人福祉施設(特別養護老人ホームのこと)、介護老人保健施設(かつての老健施設のこと)、介護療養型医療施設の3種類があり、それぞれの施設に、設置目的があり、その目的に合致する要介護者が入所することができます。
今回は、これら3施設の概要についてご説明します。
介護保険制度と保険料
平成26年10月現在の65歳以上の高齢者は3,300万人、そのうち、何らかの介護保険サービスを受けた高齢者は、約470万人、財政規模で約9兆円となっています。
介護保険制度では、介護サービスを受ける場合は、まず要介護認定を受け、事業者からサービスを受けた後、サービスを提供した事業者に対して、介護保険財政(国・地方・保険料など。以下で説明)から9割を、残り1割を利用者が支払うという仕組みになっています。
今回は、 介護 保険の財源構成と 保険料 がどのようにして成り立っているのかを概説します。
介護保険サービスに関わる事業所の種類と仕事内容
介護保険サービスには多くのサービス事業所が存在し、仕事内容や職種も様々です。今回は 介護 保険サービスの中でも要介護者が利用することが多い4つのサービス事業所と主な職種、 仕事内容 について説明をいたします。